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ゴミ屋敷を片付けたい! 悩みを一気に解決する方法

度々テレビでも取り上げられるゴミ屋敷の片付け。
普通に考えると、なぜあんなにもゴミを溜め込んでしまうのか理解に苦しみますが、そこには片付けたいけどできない理由があったのです!
一言でゴミ屋敷と言っても、外までゴミが積みあがり近隣にまで迷惑をかけるほどのものから、室内にゴミが散乱して足場の踏み場がないものまで様々な程度があるようです。どのような場合も、とても不便で不衛生な環境での生活を余儀なくされるため、何とかしたいと思っている人が多いようです。
しかし、ゴミ屋敷と呼ばれるほどに散らかった家を自力で片づけることはとても難しく、誰かの力を借りる方法も考えなくてはなりません。
もう二度とゴミ屋敷なんて呼ばれないために、その原因と片付け方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。きっと、信じられないくらい快適な生活を手に入れることができるはずです。



1. ゴミ屋敷になってしまう原因
①物を捨てるられないことが原因のゴミ屋敷
限られたスペースに収まりきるだけの物だけを所有している場合は、ゴミ屋敷のように収集がつかない状態にはなりません。物を捨てるという行為が面倒だったり「勿体ない」という気持ちが大きいと、どんどん物が溜まってしまい収納以外の場所にまで置いてしまうことになります。
それが積み重なると自分ではどうすることもできないため、防衛本能が働き「物に囲まれていると心地良い、自分に合っている」と錯覚するようになり、やがてゴミ屋敷になっていくのです。

②片付け方、掃除方法が分からないことが原因のゴミ屋敷
整理整頓に無頓着な人がゴミ屋敷になりやすいようで、使った物を元の位置に戻すことができればゴミ屋敷にはなるはずがありません。しかし、このような人は上手く物を片付ける方法や簡単に掃除をする方法が分からず、ゴミ屋敷での生活を抜け出したくてもそれができずに悩んでいるようです。
最近では脳の前頭葉部分の発育不全が原因で、片付けが苦手な人がいることが分かってきました。
ですから、もし自分が努力しているのにも関わらず片付け方や掃除の仕方が分からない場合は、考え過ぎずにできることから始めることをお勧めします。

③物を「貰う」「拾う」が原因のゴミ屋敷
このタイプは、若い人よりも年配に多いようです。
傍から見るとゴミにしか見えないものに異常な執着を持ち、人から物を貰ったり落ちている物やゴミ置き場からゴミを持ち帰ったリします。家の中は人が住んでいるとは思えないほどにゴミでいっぱいになり、虫やネズミまでいるような大変不衛生な状態で、中に入りきらなかった物は外に積み重ねられています。
ここまでくると近隣住人とトラブルになるケースも多いため、本人に片づける意思がない場合は家族や親せきがやるしかないようです。

2. そのままにしておくことの弊害
①ゴミ屋敷は社会生活に悪影響
ゴミに囲まれた生活では、必要な物がどこにあるのか分からなくなります。
それがどんなに大切な物であっても、なかなか探し出すことができず大きな問題に発展する可能性もあるのです。信じられないことに、提出期限が迫った書類や現金、パスポートまでゴミに埋もれている場合もあるため、何時間も探して学校や仕事に遅れたり、予定を変更しなくてはならないなど生活にまで支障が出てしまうことがあるのです。

②ゴミ屋敷は健康に悪影響
ゴミ屋敷ではなくても掃除をしない家は埃が溜まり、喘息や鼻炎、皮膚炎などの原因になることが分かっています。
ですからゴミ屋敷のように全く掃除ができない状態では、体の健康に悪影響を与えることは容易に想像できるのではないでしょうか?掃除をこまめにしていないと、埃だけではなくカビが繁殖しやすく気管支炎や肺炎を発症し、最悪の場合入院治療が必要な事態になります。

③ゴミ屋敷は対人関係に悪影響
もし自分の家の隣がゴミ屋敷だったら、普通はどのような行動を起こすでしょうか?
程度にもよりますが、ゴミがはみ出していたり悪臭がする場合は直接苦情を言うか、役所や自治会に相談をして対処してもらうはずで、それが原因でご近所トラブルに発展することも少なくないのです。
また、ゴミ屋敷に住んでいることを恥ずかしいと思うと、友人や家族さえも家に入れることができなくなり、次第に外に出て人に会うこと自体怖いと感じるようになることで、対人関係に悪影響を及ぼすことがあります。

3. 具体的な片付け方や不用品の処分方法
①不用な物と必要な物に分ける
ゴミ屋敷に別れを告げ、もう二度と同じ状態に戻らないためには、物を処分することが何よりも大切です。まずは、二年以内に出番があった物と一年以内に使う予定がある物だけを残し、すべて処分しましょう!ゴミ屋敷から脱出するためにはそれくらいの覚悟が必要なのです。
自分一人では甘えが生じる場合が多いので、可能ならば家族や友人に手伝ってもらうと、決めた片付け方法を守って進めることができます。

②不用品を業者に引取に来てもらう
ゴミ屋敷といえるほど不用品が溜まってしまうと、自分一人で解決することが難しい場合があります。各自治体で回収してくれるゴミだけでもかなりの量になり、それに加えて粗大ごみの処分もあるため途中で諦めたくなるのは当然です。
このような場合は、不用品を一気に回収してくれる業者に依頼するのが一番簡単ではないでしょうか?そしてまだ使える物はリサイクルショップに持ち込むか、たくさんある場合や大きな物は引き取りを依頼しましょう。

③ゴミ屋敷の清掃業者に依頼する
どうしても自力では片付けができない場合は、専門の清掃業者にすべてお任せするとういう方法があります。
プロに依頼することで短時間で見違えるほどきれいな家になり、お金はかかりますがそれが逆に反省につながり「お金をかけてきれいにしたのだから、もう同じ失敗はしない!」と思えるようです。
一人で抱え込んで悩んでいる人も多いようですが、人の手を借りることは決して恥ずかしいことではなく、効率よく解決する最善の方法と考え、思い切って清掃業者に依頼しましょう!
自分の家族や親せきの家がゴミ屋敷で、嫌でもそれを片付けなくてはならない立場になってしまう人がいます。そのような場合も清掃業者を利用する人が多いようで、割り切って依頼することで不快な思いをせずにすみます。

4.ゴミ屋敷とその心理
「ゴミ屋敷」や「汚部屋」に暮らす人の心理を普通の人は理解できないものですが、そこにはただ「だらしない」「掃除嫌い」では片づけられない心の闇が潜んでいる場合が多いようです。
このような部屋に住む人は、心の隙間を埋めるために物に囲まれた状態を好むと言われており、その状態が心地よく落ち着くということなのです。きっかけは対人関係、ストレス、親からの虐待など様々ですが、心の闇を解決することでゴミ屋敷から脱出できる場合もあるようです。

まとめ
いかがでしょう?

1ゴミ屋敷になってしまう原因
そのままにしておくことの弊害
具体的な片付け方や不用品の処分方法
ゴミ屋敷とその心理

これらについてご紹介しましたが、ゴミ屋敷と言われるほど汚れた家でも、片付ける方法はたくさんあるのです。そして、そこに住む人の心を理解して手助けをすることも、解決につながるとお分かりいただけたはずです。
ゴミ屋敷に住むことは、社会生活や健康面においても良いことは何一つなく、そこから早く脱出することが新しい自分を手に入れることかもしれません。そのためには少し勇気が必要かもしれませんが、自分一人で解決しようとせずに誰かの手を借りて、ゴミ屋敷を片づけることで快適な生活を手に入れましょう!